真城の城 10周年記念イラスト集


真城の城 10周年記念イラスト その9




おいもさん



真城の城 10周年記念イラスト その8




イラスト:本田準さん



真城の城 10周年記念イラスト その7




イラスト:姫柴有佑さん









真城の城 10周年記念イラスト その5
10周年まであと 1日





やまおさん





真城の城 10周年記念イラスト その4
10周年まであと 8日



イラストELIZAさん


真城の城 10周年記念イラスト その3
10周年まであと 16日





イラスト:とうこさん



真城の城 10周年記念イラスト その2
10周年まであと 17日





イラスト:岩澄さん




真城の城 10周年記念イラスト その1
10周年まであと 23日





ムクゲさん


「真城の城」10周年達成
ありがとうございます!


 ありがとうございます。
 お蔭様で、当「真城の城」は開設10周年を迎えました!
 皆さん本当にありがとうございます。

 最初にインターネットで「少年少女文庫」「八重洲の性転換の館(現・メディアリサーチ)」を見つけた時の衝撃はかなりのものでした。

 当時は今や懐かしい「iMac」が発売されたばかりで、携帯電話こそ普及していましたが、インターネットに接続するのはもっぱら「ドリームキャスト」という時代でした。
 TS作品該当作を探すのは個人の資質によるしかなく、目を皿のようにして古本屋を隅から隅まで探しては、「雰囲気」で該当作を探していたものです。

 それがインターネットの登場によって何もかも変わりました。
 よく言われることですが、インターネットは「マイナージャンル」の愛好家にとってこそ福音となったのです。
 当時はまだダイヤルアップ接続の「テレホーダイ」時代でしたが、手取り給料が10万円を切る時代に、「少年少女文庫」を夜通し読みふけって月の電話代が20,000円を越えたのもいい思い出です。

 その内、「原生動物」の様な作品が思いのほか少ないことに気がつき、「無いのならば自分で書いてしまえ!」とばかりに「華代ちゃん」を投稿して私のアマチュア小説家としての生活がスタートします。

 実は最初は私はサイトを持っていませんでした。
 「少年少女文庫」に寄稿するだけで十分と考えていたのですね。まだ「ブログ」なんてものが登場する前の時代です。
 そしていざサイトを持ってからも自作を転載するまでにかなり時間的ギャップがありました。
 その頃は「TSとは何か、TS作品を普及するにはどうすればいいか考える」などと大上段に構えたサイトだったんですね。

 紆余曲折あって、オリジナルの創作サイトになったのですが、どうしてもビジュアル的に充実させたかったのです。

 それには自分で絵を描くしかないのですが、ご存知の通り職場の要請で国家資格試験を取らなくてはならず、もともとポンコツの私の頭脳では平行して同時にイラストの練習など出来ません。

 仕方が無いので、少ない稼ぎから有料でイラストレイターさんにイラストを発注する形式を編み出さざるを得ませんでした。この方式を導入した先駆けみたいに言って頂くこともあるんですけど、実際には「苦し紛れの代償行為」だったのです。
 ただ、典型的なワーキングプアですので、その報酬もたいした額が準備出来ません。
 追い込まれ追い込まれてせめて足しになればとアフェリエイトもスタートしました。「儲け主義」と批判されることも多いのですが、実際には「膨大な赤字の一部を埋めている」程度でしかありませんのでどうかご容赦ください。

 また、持病の椎間板ヘルニアと戦わなくてはならない関係で、この10年間で緊急入院が2回、ほぼ動けなくなって2週間寝たきりになったことが1回、腰痛で動けなくなったことそのものは数え切れません。

 お蔭様で「ハンター」シリーズという作品投稿フォーマットに恵まれ、ハンター運営委員の皆さんなどの助けもあって、常に「片肺飛行」とならざるを得ない状況ながらも、どうにか続けて来ることが出来ました。

 ご案内の通り、「真城の城」は正確な設立日付は、使い始めたばかりのPCが何度もクラッシュしてジオシティーズとのやりとりのメールが失われたりしたために判然としません。
 ですが、恐らくこの辺りだろうということで「8月1日」としました。

 度重なる連載の中断、遅延などありましたが、どうにかこれからも続けて行く所存ですのでよろしくお願いいたします。

 真城 悠

2009.08.01.(Sat.)