TS関係のオススメ本01-01

・スポンサーサイトもご覧ください。

真城　悠の個人的総合ランキング 　1位「能瀬くんは大迷惑Jr.編」（レビューはこちら） 　2位「続・革命の日」（レビューはこちら） 　3位「僕と彼女の×××」（レビューはこちら） 　4位「3レボリューション」（レビューはこちら） 　5位「ローゼンクロイツ―仮面の貴婦人」（レビューはこちら） 　6位「月の子」（レビューはこちら） 　7位「放浪息子」 ＊ベスト１と２は不動ですが残りは大激戦状態！甲乙付けがたいです！

マーケットプレイス無しで手に入るオススメ物件(^^。 05-03 「3レボリューション」（レビューはこちら） 10-05　「ナイトウィザード ヴァリアブルウィッチ 1巻」 （レビューはこちら） 01-07 「シュヴァリエ」（レビューはこちら） 02-06 「パパとムスメの7日間」（レビューはこちら） 04-05 「ローゼンクロイツ―仮面の貴婦人」 （レビューはこちら） 04-09 「不思議の国の少年アリス」（レビューはこちら） 05-07 「ハヤテのごとく! 」第９巻（レビューはこちら） 06-09 「はじまりのグラシュマ」（レビューはこちら） 06-10 「放課後保健室」1〜6巻（レビューはこちら） 07-04 「奥 浩哉短編集 2 -黒-」（レビューはこちら） 09-05 「月の子」（レビューはこちら） 09-07「成城紅茶館の事情」（レビューはこちら） 10-02　「桜ish 1―推定魔法少女 」１巻・２巻（レビューはこちら） 10-04　「LEGAの13」（レビューはこちら） 11-07　「ブロッケンブラッド」(レビューはこちら)

「女神の誓い」（1995年・マーセデス・ラッキー・東京創元社）

女神の誓い (創元推理文庫) マーセデス ラッキー Mercedes Lackey by G-Tools

色々紹介しようと手薬煉（てぐすね）引いて検索してみたら！なんと新刊が残っているではないですか！という訳で満を持して「女神の誓い」を紹介します。 　よくあるヒロイック・ファンタジーなのですが女性二人を主人公に据えて男性原理が罷（まか）り通るこの世界に敢然と反旗を翻し…などという能書きは割りとどうでもよくて、その後半に存在する超絶展開がポイント！ 　どうやらフェミニストの作家さんが「普段偉そうにしている男どもをぎゃふんと言わせる」ことを半ば目的にしているみたいで、途中でかなりヒドイ目に遭う男の盗賊どもが出てきます…と書けばウチのサイトのお客さんたちはみんな目が輝き始めるのでは(*^^*？ 　主人公の女戦士たちは「女性を傷つける」ことが出来ません。 　そこで敵は何と悪魔（みたいなもん）の力を借りて「見た目が女に見える（だけ）」の魔法を掛けてもらうのですが、それに失敗して何と肉体的にも本当に女になっちゃいます…ってお前は華代ちゃんか！！ 　しかもそればかりか、悪魔（みたいなもん）のお相手としてあんなことやこんなことまでさせられる羽目に…。う〜ん、どう見ても正統派ファンタジーみたいな地味な表紙にこんな美味しい展開が隠れているなんて誰が思うでしょうか。 　毎日いろいろとされる内に「自分が男だったなんて忘れそうになるんだ！」と泣きながら訴えても相手にしてもらえずまた…ってこれで本当に女性を抑圧していた男性読者が反省するんでしょうか(^^？ 　更に更にラストではその悪魔（みたいなもん）にも過酷な運命が…と書けばどうなるかは予想が付きますよね(^^？。そう、そういう展開になるんですよ。 　とにかく手ごわいです。 　「らんま1/2」とかの漫画がマシュマロとかあんまんだとしたら「ゲンコツせんべい」みたいな堅さ。 　オリジナルファンタジーってことで作者が勝手に創作した聞いたことも無い造語がわんさと出てくる上に、とにかく分厚い！字も小さい！ 　そして半分どころか後半2/3過ぎないと“兆候”すら見えないという難航苦行を乗り越えて「該当場面」にたどり着いた時の感慨は格別です！ 　結構古い本なので、まず新刊は残っていないだろうと思っていたのですが、流石はamazon、在庫がありましたね。ここは思い切ってチャレンジしてみましょう！たどり着きさえすればその美味しい展開は保障しますよ！ (2006.11.06.Mon.)

次の作品へ→こちら

「女神の誓い」 （1995年・マーセデス・ラッキー・ 東京創元社）
TS分類
メディア	小説
舞台	異世界ファンタジー
被害者	サブキャラ
分類	変身
原因	呪い
状態	不可逆
人数	単独
意識	不随意
雰囲気	ハード セクシー
人間関係	女−男 ↓ 女−女
メモ	加害者側が女性に変身させられることによる逆転の醍醐味

関連書籍

裁きの門 (創元推理文庫)
	山口 みどり 東京創元社 1996-05 売り上げランキング : 174194 おすすめ平均 生々しさもそのままに かっこいい！ Amazonで詳しく見る by G-Tools

このシリーズは続編以降も沢山翻訳されています。
そこにＴＳ展開があるかどうかは調査中です（^^；；。

本家：「真城の城」 http://kayochan.com


ブログ「真城の居間」
http://white.ap.teacup.com/mashiroyuh/