TS関係のオススメ本04-03
*アップロードする際に在庫を確認してから行ってはいますが、なにぶん古い本が多い為、時間が経過することで在庫切れになる場合もございますのでご了承下さい。 真城 悠 |
「ドラえもん 第34巻」(1985年・藤子不二夫・小学館) |
「ドラえもん」といえばわが国が誇る児童向き漫画の決定版です。 この漫画にお世話になって子供時代をすごした方も多いでしょう。現在もアニメが放送されている名作で、ドラえもんについて語るだけで私は夜明かしできますよ(^^;;。 …で、うちで紹介するからには当然TSがらみです。 TS暦の浅い方の中にはもしかしたら「え?あの健全を絵に描いた様な漫画にTS(性転換)!?冗談でしょ?」なんておっしゃる方がいらっしゃるかも知れません。 残念ながらその認識は非常に浅いと申し上げなくてはなりますまい。 ハッキリ言って「健全なだけ」の漫画なんぞ退屈で読んでられませんよ。 「ドラえもん」が何故あそこまで世代を超えた人気があるのか?理由は星の数ほど挙げられますが、適度な毒がそこに混入されており、それが絶妙なスパイスとして機能していることを忘れてはならないでしょう。 実際「ドラえもん」の裏話は読めば読むほど面白いものです。個人的にはこの「ド・ラ・カルト」がオススメ。ドラえもん序盤に雑誌連載のみに存在して単行本未収録のレギュラーがいたとか、「オレは結構ドラえもん通」と自称している人でも聞いたことも無いエピソードが満載です。 …実際には執筆陣が主催しているサークルの同人誌の方が面白かったりするんですが、こうして手に入るのは素晴らしいのでオススメ。 |
さて、問題のエピソードは第34巻の「変身・変身・また変身」。 ここに登場するのが飲んで強くイメージすると一時的に変身することが出来る「変身ドリンク」です。 |
珍しく(?)そのまんまなネーミングの小道具。しかし未来にはこういうの売ってるんでしょうか いかにもな馬になったのび太。イメージ力もかなり左右されるみたいですね |
変身出来るんならばやることはひとつでしょう(断言)。 ドラえもんの秘密道具というのは必ずしも「便利」一辺倒ではなく、使い方を間違えたり奢ったりすることで「失敗」する側面を描いたりするエピソードも多いのが特徴です。 のび太は期待通りに失敗し、ドリンクを飲みすぎることで遂には「対象を見ただけでその対象(動物に限る)に変身してしまう」状態になってしまいます。 これは冷静に考えると物凄く恐ろしいことです。 この次に「該当場面」を掲載しますけど、人によっては萌えるどころか怖くなってしまうかもしれません(^^;;。 |
Σ(゜Д゜)!! これはムチャクチャに衝撃的なシーン。…っていうかこんなの読まされた小学生の男の子はその後の人生に深刻な影響が出ているんじゃないでしょうか。 優れたTS作品には私なんぞの小賢しい解説なんぞ不要ですな。 実は「ドラえもん」には他にも凄いネタが満載ですのでご期待下さい(^^。2006.12.07.Thu. |
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