TS関係のオススメ本07-05
*アップロードする際に在庫を確認してから行ってはいますが、なにぶん古い本が多い為、時間が経過することで在庫切れになる場合もございますのでご了承下さい。 真城 悠 |
「ミッドナイトブリス」(技名) | ||||||
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皆さん格闘ゲームは好きですか? 真城もご多分に漏れず、「ストII」こと「ストリートファイターII」の直撃世代でして(*^^*、それはもう貴重な小遣いの大半を費やして遊び狂っておりました。 現在では信じられないかも知れませんが、当時はゲームで6つのボタンを駆使するなんてのは前代未聞でしたから全てが試行錯誤。これだけで一冊の本になるほどの体験談が織れます。 そもそも「人間同士が戦うのがこんなに楽しいなんて!」という感動が日本全国に渦巻いていたのです。 ものの数年で数百に及ぶ類似作が作られたと言われる対戦格闘ゲームは、大半の事象が辿る運命と同様の運命を辿ります。 コマンドは複雑化し、両手で数え切れないほどのシステムが組み込まれ、バグに近い現象まで徹底的に利用して価値に行かなくてはならないほど恐竜化して行ったのです。そして「恐竜化」した事象は次には進化の袋小路に嵌(はま)り「奇形化」していくことになります。 「バーチャファイター」シリーズによって持ち込まれた「ポリゴン」という立体表現が登場しますが「見た目の最後の大きな進化」と呼ばれる波を乗り越えた後は「ブーム」では無くなり、一定のファンを掴んで立派に一ジャンルを形成することになります。 なるべく簡略化して述べておりますが、格闘ゲームの創始者たるカプコンが「ストII」以外のシリーズを殆ど発売しなかったのに対し、後発の「SNK」はキャラクター性を前面に押し出したシリーズを次々にリリースします。 そんな中、重い腰を上げたカプコンがリリースしたのがアニメ風の彩色を採用し、写実的なタッチが主流だった格闘ゲームに大胆なデフォルメと動きの面白さを追求した「ヴァンパイア」シリーズでした。 ところが、このシリーズは第三弾の「ヴァンパイア セイヴァー」にて暴走します。 それまでにも「恐竜同士の対戦格闘ゲーム」とか「ロボット同士の対戦格闘ゲーム」とかもあったのですが、この「ヴァンパイア」シリーズは吸血鬼、雪男、半漁人などの怪物同士の対戦格闘ゲームです。 第三弾に至って主人公の吸血鬼・デミトリに「吸血技」が追加されたのですが、これがデザイナーの頭の螺子(ねじ)が飛んでいたのか、トンでもない(TS的には神的な)ことになっていました。 何と、相手が男ならば女へと性転換、女装させて血を吸う技だったのです! どの様な会議を経てこんなことになったのか分かりませんが、この素晴らしすぎる技によって全国のゲーセンにTSが蔓延することになります。 中でもこの「ヴァンパイア セイヴァー」が初登場であり、デミトリの宿命のライバルであるはずのジェダというキャラは女に変身した姿が同時に初出ということから通称「ジェダ子」と呼ばれる変身後の方が印象的というトンでもないことになっているのです。 |
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これが ↓ こうなります! |
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どうですこの艶(なまめ)かしさ! ノースリーブに大胆なスリット!ハイヒールもまぶしい麗しき脚線美! これが宿命のライバルである男(…だよね)に変えられた姿ですよ!そして美女の喉に牙をつきたてる様に血を吸われるのですよ! よりによって対戦格闘ゲームで相手を性転換して押し倒すゲーム(吸血だけど)があるとは!しかも超メジャータイトルですよ! これがTS業界の奇跡と言わずに何と言いましょうか! ちなみにワル乗りしたのか、ガチャポンフィギアとしても発売されてしまっているのです! その艶姿はこの辺でご確認下さい(*^^*。 それまでの2作でお馴染みだったキャラ達も当然ながら次々に女性化&女装の餌食になっていきます。 ブリスが成功した瞬間に、デミトリが初々しくお辞儀をしてレディとして扱うというのが萌え心を誘いすぎ!! この犠牲になったキャラをご紹介しましょう。 半漁人:オルバス(元の姿)→変身後 ゾンビ:ザベル (元の姿) →変身後 鎧武者幽霊:ビシャモン(元の姿)→変身後 ミイラ男:アナカリス(元の姿)→変身後 いずれ劣らぬ美女揃いではないですか! え?女キャラはどうしたって?…いいんですよ。あんな連中添え物ですよ(言い切った)。ま、ちょっとコスプレ衣装が変わる程度ですわ。 時は流れ、カプコンは対戦格闘ゲームから撤退したと噂され、とんと新作を出さない日々が続きました。 しかし!「カプコン ファイティング ジャム」という形で遂に復活! これはカプコンの歴代名作ゲームから数人ずつ代表キャラを出し合う形で戦わせるというコンセプトの格闘ゲーム。 ですが、この登場キャラの中にデミトリが含まれていたんですよ! ということは…そうなんです。やってくれました! 何と新作のブリス犠牲者が続々と生まれてきたのです! |
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カプコン格闘ゲーム界の英雄・待ち軍人ことガイル少佐も… ↓ ウッフンな金髪美女に!せ、セクシーっ!! フィギアはこちら 名作「ファイナルファイト」から参戦のガイも ↓ あられもない姿に!超ミニにするデミトリの心意気! 更に同キャラ戦においては自らすら毒牙に掛け… ↓ 下着みたいな服装の可憐な美女に!貴様そんな願望がっ!? |
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どうです?凄いでしょ(*^^*。 これはゲームをやらないTSファンの皆さんも知らないのは勿体無い!ですよ。 そしてこの「カプコン ファイティング ジャム」における最高傑作といえばこれ! |
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この鬼瓦みたいなおっさん、豪鬼ですら… ↓ Σ(゜Д゜*)!!プ、プリティメイドぉぉぉおおっ! デミトリは神!デミトリは神! |
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他にも沢山ありますので是非自分の目で確かめて見てください。 残念ながら吸血アニメーションは殆どなく、一枚絵のみなのですがそれでもこの状況を描き出しただけで神ですよ! ところが、実はこれすら遥かに上回る物凄いのがまだあったのです! 時は流れ、かつてのライバル同士であった「カプコン」と「SNK」はお互いのスターキャラがチームバトルを繰り広げるドリームシリーズ「CAPCOM vs. SNK」シリーズを展開し始めます。 その第三作目「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」にも隠しキャラとしてデミトリが登場! 何と、他社の男性キャラを女への性転換&女装しまくるという奇跡が実現します! これはもう論より証拠、ご覧になって頂くのが早いでしょう! |
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KOFシリーズの主人公・草薙京のライバル・八神庵(やがみ・いおり)。 その彼も伝説のヴァンパイアの手に掛かれば… ↓ ミニスカコギャルに大変身!ちょっと着崩しているのが可愛い! これまたシリーズを代表する人気キャラ、韓国代表キム・カッファンも… ↓ 女性化すれば衣装まで変わります!やっぱチマチョゴリですよ! 民族衣装バンザイ!(意味不明) |
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「CAPCOM vs. SNK」シリーズの製作をカプコンが請け負ったのに対し、この「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」はSNKプレイモアが製作を担当。その為にキャラクターデザインなどはカプコンキャラまで含めて全員分SNKが行うことになります。 その為、いざブリスをやるとなると、変身後も当然SNK側が担当する訳です。 かつてカプコンの担当者が嫉妬したというほど魅力的なキャラクターを造形することに定評のあるSNKスタッフ、カプコン風デザインとはちょっと雰囲気の違うブリスが次々に登場します。 中でも興味深いのがこれ! |
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胸板も分厚い悪のカリスマ・デミトリですが… ↓ こんなセクシーダイナマイト姿に!( ;´Д`)ハァハァ |
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覚えていらっしゃいます?実はデミトリのブリス後の姿はカプコン製のゲームと解釈が違うんですね。これが「ヴァンパイア」シリーズや「カプコン ファイティング ジャム」でのデミトリの変身後はこんなふうでした。 |
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実は同シリーズに存在する別の女キャラである「モリガン風」に変えられている、というシャレっけのあるアレンジだったのですね。 真城ビジョンではお互いに知り合いであるデミトリとモリガンなので、ブリスされてハイレグサキュバス風(要するにモリガン風)にされた状態のデミトリがモリガンにばったり出くわしてしまい、モリガンは腹を抱えて大爆笑。デミトリが「ち、ちくしょう…だからすぐに戻ってこんな格好見られたくなかったのに…」と顔を赤らめているところが見えます。私には。 TSの魅力は「ギャップ」ですから、女にされるキャラは男臭ければ男臭いほどいいんです。 |
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ラスボスの風格、ゲーニッツですが ↓ こんな可憐な美少女に!これ単体でデザインされたかの様な 「女の子のキャラ」としての完成度の高さ! |
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TSってのは意識の変革というか、アイデンティティの揺らぎを齎します。 誰でもいいんですけど、読者の皆さんの脳内で「この人は漢(おとこ)だなあ」と思っている人とか、「渋いおじさま」という認識の方が女性になっているところを想像してみて下さい。 …難しいでしょ?複雑な気持ちになってきたでしょ(*^^*? ところが、この「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」においてはそんなタブーすら自らふっ飛ばします。 ここから先は注意して下さい。あのお方のイメージを崩したくない方はここでお引取りを(*^^*。 |
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ギ、ギース様!?ま、まさかあなたまで女にされて女装まで!? そ、そんなことは無いですよね!嘘だと言って下さい!! ギャー!!!!! ギ、ギース様がぁ!ギース様までがぁ!! |
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いやあ、私も「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」にもデミトリいる以上どのキャラがブリスされてもおかしくないとは思っていたものの、このビジュアルを初めて見たときのショックと言ったら!(;´Д⊂… SNKのチャレンジャーぶりに拍手ですよ。 腰まで見えそうなスリット!艶(なまめ)かしい脚線美!フェチ心をくすぐるヒール!色っぽいノースリーブにこぼれおちそうなおっぱい! こればかりはかなりのショックだったなあ…。素直に萌えられなかった…(核爆)。 だがしかし!これ以上の核弾頭が仕込まれていたんです!どこまで行くのか「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」!! |
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え?これって「ストII」のケンだよね?確かに出てるけど… どうせ中身だけ変わってたってパターンじゃないの? Σ(゜Д゜)!!!!! |
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な、何じゃこれはあああああぁぁああぁぁっ!!!! な、何故ケンだけが純白のウェディングドレス姿に!? 意味が全く分かりません。だって彼の他にこんなコスプレめいた格好をさせられてるキャラなんていないのに…。そりゃ「カプコン ファイティング ジャム」の豪鬼はメイド姿だったけど…。 しかもまたこのドレスがよく描けてるんだこれが!多すぎる生地の波打つさまとかスカートを掴んで持ち上げている様子とか…眉毛の形だけはそのままに豊満な乳房が浮き上がり、ウェストが引き締まった上半身…。背中まで垂れた本物のブロンドがポイント! ここで真城ビジョン。 実はケンは格闘ゲームの中でも数少ない妻帯者。ですから現場にイライザ(妻)が居合わせたりすると余計にヒドイんではと。 デミトリ「ふふふ…私の技を食らえっ!」 ケン「何おっ!…う、うわああっ!」 デミトリ「ははははは!中々いい格好だぞケンとやら!これは美しい」 ケン「え?(もう声も女になっている)…な、何だぁ!?これは!う、ウェディングドレスじゃねえか!ど、どうなってるんだ…!?」 デミトリ「これが私の必殺技、ミッドナイトブリスだ!どうかね?女になった気分は」 ケン「な、何をっ!…あ…こ、これは…か、身体が女になってる…そ、そんな…下着…まで…」 イライザ「あ、あなたあっ!」 ケン「お、お前っ!見るな!見ないでくれ!こ、こんな姿になった俺を!」 デミトリ「ふはははは!これは麗しき夫婦愛だ!見るが良い!自らの夫が目の前で女にされてヴァンパイアの供物となるところを!」 ケン「(抱きしめられた腰をひねりながら)や、やめろ…離せ!…ちくしょう…女の身体で力が足りない…ああっ!」 ウェディングドレスの襟から露出した首筋にデミトリの牙がつき立てられる。 イライザ「あ、あなたあぁああああっ!」 デミトリ「ふはははははははは!!!」 …とまあ、こんな具合に見える訳ですよ(かなり重症な妄想患者ですな(爆))。 ちなみに他のキャラでも殆ど応用できる訳ですが、やっぱりギース様のが強烈ですね。家族があんまり分かってないキャラだけど、ロックとかテリーなんかに見られるのがいいんじゃないかと(鬼)。 もう勘弁してください。神過ぎです「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」。 ですから私は買いましたよ!ゲームとしては大して面白くない「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」を!ほぼ定価で!今は廉価版になっているみたいなので2,000円そこそこで手に入るみたいですね。ちっ!あたしゃ4,000円も出したのに…orz。 もう説明はいりませんね(^^? 今のところこの3つのゲームにしか「ミッドナイトブリス」は登場していないですし、何しろカプコンがもう余り2D格闘ゲームを作っていないので、今後ブリスのあるゲームが登場する可能性は五分五分というところ。 しかし待とうではありませんか!再びブリスが光臨し、また新しい犠牲者を生み出すところを! 最後にこのゲームに登場する「色違いキャラ」のケンのブリス後の姿を紹介してお別れです。2007.01.13.Sun, |
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m(_ _)m…マイリマシタ |
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ゲームそのものをやらない方でも、これらのガイドがあれば静止画で拝むことは可能です(*^^*。私なんて「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」は完全にブリス見物目的だから一人用すら殆どプレイしてませんが何か? |
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