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TS関係のオススメ本07-09


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真城 悠


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超重神グラヴィオン ツヴァイ
(2004年・UHF局)
超重神グラヴィオンDVD-BOX
超重神グラヴィオンDVD-BOX

 「ツヴァイ」ってのはドイツ語の「2」ですね。
 元のアニメの「超重神グラヴィオン」は田舎者には
とても視聴環境が辛い作品でした。本当に関東ローカルでしたからね。

 この辺の地方格差ってのは本当に酷くて、芸術アニメの祭典を開いている広島県が
「日本のアニメは世界的人気!アニメ県にしよう!」みたいなことをぶち上げたら地元のアニメオタクから「そんなこと言っても今日本で放送されているアニメの大半が広島にいたんじゃ見れねーじゃねえか!」みたいな文句が上がったんだそうです。
 あはは(笑…えない!)。


 何しろ「第三の波」だの色々言われている「新世紀エヴァンゲリオン」ですら
全国のたった5局ネットの「テレビ東京」での放送で、あの熱狂的なブームもほぼ関東ローカルだったのですからヒドイ話です。
 かの「機動戦士ガンダムSEED」が私の様なアンチも大量発生させながら盛り上がったのは
「ほぼ日本全国で映るテレビ局ネットで夕方6時から放送」という環境に恵まれていたためであるという説が有力。

 確かにアンチも多いんですが、今じゃ「地方では見ることも出来ない」アニメばっかりですからね。
 言い方を変えれば、ここまで恵まれていないと「アンチすら沸かない」アニメにしかならないってことですよ。

 下手すりゃ関東近県のUHF局のアニメなんて
東京に住んでたって見られないという有様。かの「涼宮ハルヒの憂鬱」ですら千葉テレビでの放送ですから東京では見られません(そこは色々方法はある訳ですが…)。

 だから当時東京に住んでいた私は大好きだった「銀河漂流バイファム」のスピンアウト「銀河漂流バイファム13」が観たくて仕方が無かったのに関西ローカルだったから観られないという有様に。

 ともかく、ツヴァイ(2)」からUHF局、そしてCS(衛星放送)に放送枠を移したことで格段に観やすくなりました。
大半の視聴者がツヴァイ(2)」から観るしかないということになってしまう訳ですが…ま、仕方が無いでしょう。

 これだけの数のアニメがあったら、いちいち「第一部の第一話からでないと観たくない」とか言ってられませんもん。
 私もコミケ「闘劇」だで結構上京しますが、平気でその日にやっているアニメをつまみ食いしますよ。

 ではこの超重神グラヴィオンとはどんなアニメなのか?

 簡単に言えば補給だメインテナンスだといったディティールをリアルに描写し、敵を怪物ではなくて人間同士に設定したりと言った「リアルロボット」路線に砂をかける様なコテコテの「スーパーロボット」アニメ。
 メカを整備したり身の回りの世話をする10人を越えるキャラ達が
全員メイドといった素晴らしい設定!

 何と言っても監督があの
「メインキャラが台詞を喋る時には常に格好いいポーズをつけている」
「新キャラが現れる時には必ず高いところから」
「オープニングでは必ず透過光の花びらが舞い、入射光が右上から刺してきてそっちを見上げる」
「どんなに間抜けな台詞でも格好よく喋る」(例:「自慢じゃねえがオレは高校出てねえぜ!!」)
「どっかで見た様な演出が結構あったりなかったり」(察してくれ)

 …などなどの演出(?)で知られる
大張正巳氏。

 一流のアニメーターで特にオープニングを描かせたら天下一品。メカの描写があまりにも独特なので通称「バリメカ」などとも言われます。
 確か業界でも「史上最年少監督」の記録を持っていて、若干18歳の時に初監督作品があります。


 その大張監督が作り上げたスーパーロボットアニメ超重神グラヴィオン ツヴァイ
 実際、かなり面白くて夢中で見ていた記憶があります。

 しかし、どういうわけかこの「ツヴァイ」に於いては
女装が頻出

いきなり白い下着(女物の肌着!)がはみ出したミニスカートに
ちっちゃなリボンも可愛いオーバーニーソックスに包まれた美しいおみ足
舐める様に背後からパンアップ…
その正体は…


Σ(゜Д゜)!!本編の主人公、紅 エイジ(しぐれ えいじ)でしたとさ!

 第一話からいきなり主人公の男二人含めたパイロットチーム「グラン・ナイツ」が
メイド姿で働かされています。

 これは賭けに負けた為にそこで
「負けたらメイド姿で働く」公約を実行した為…ということに一応なってはいるんですが
 こんなの
後付けの理由です。主人公達をどう動かすかはこの世界の神であるクリエイターの胸先三寸なのですから。

 美形キャラってのは要するに造形が「美しさ」に傾いているだけに、「“女らしさ”の記号」である「女のもの服」に身を包んだだけで簡単に絵的には女性性を獲得します。



何故かノリノリの天空侍 斗牙(てんくうじ とうが)。
プリンセス・プリンセス」の河野亨(こうの とおる)役でお馴染み福山潤さんの
女装美少年ボイスがたまらんですな!


メイド姿でおそうじおそうじ…


ヘッドドレスとポニーテールの記号的ながら効果的な女装アイテム
がたまりません。ちなみにこのシークエンス、かなりしつこく続きます(*^^*。

 …ま、要はその辺をやりたかったのでしょうね。
 この見た目と中身のギャップこそが性転換(女装)萌えなので、スパイスとしてこの辺を取り混ぜるのはクリエイター(創造者)の特権ですよ。
 
第一話からやるかどうかについては議論があるでしょうが。

 更にスタッフは暴走し、この回のアイキャッチ(CM前と後の止め絵)がこんなことになっています。







































































手前で目立ちまくっているエイジもいいけど、後ろの方で恥ずかしそうに頬を
染めて手を身体の前で交差させている斗牙に萌え…ってこりゃ何のアニメだ!?

 
な、何ですかこれは!

 可愛らしいメイド衣装に身を包んだ美少女達が可愛らしいポーズを決める定番中の定番アイキャッチですよ。そりゃ一瞬見ればそう思いますがな。
 でもこれって
女装させられた(半ば望んでですが)主人公の男たちなんですよ!何ですかこの可愛らしいポーズに仕草は!萌えちゃうでしょうが!

 し、
しかもパンチラって!
 どこの世界に
第一話で主人公の男のメイド姿によるパンチラをアイキャッチで拝めるスーパーロボットアニメがあるというのでしょうか!

 はっきり言ってこれは
異常事態ですよ。
 性的アイデンティティも何もかも滅茶苦茶ですよ!大歓迎ですけど(核爆)。


 何度も言いますが
これって第一話です。

 のっけからこんなもの見せられたいたいけな少年読者は「血湧き肉踊る健全なロボット活劇」を期待していたのに、いきなり
「可愛らしいメイド衣装に身を包んで女としてポーズを決める美少年主人公達」を見せ付けられたのです!

 私がこのアニメ見た時には結構いい年だったんですが、流石に
あのアイキャッチには年甲斐も無くサプライズショックを喰らい、しばらく後を引いたものです。

 この他にも劇中で
潜入ミッションにメイド女装をしたり、回想シーンで前シリーズの女装場面が写ったり(しかも超美人)…とかなりTS方面にやりたい放題でした。

 そういえば本当に終盤も終盤になって、それまで
どう見ても男だったキャラが「実は女だった!」ことが明らかになって、そこから女キャラとして立ち回る…なんてこともありました。
 あれは本当に倒錯的だった…。

 TSそのものをメインのモチーフに据えたアニメもいいけども、一応そうではないことになっているアニメで
こういう不意打ちは大歓迎ですね…というお話でした。

2007.01.17.Wed.
*何故か該当の第一話が収録されている「グラヴィオン ツヴァイ」第一巻のDVDのみがamazonに項目すら存在していないという謎の事態に…。次世代ディスクでの発売を待ちましょう…orz。

2008.02.08.Fri.
 と思ったらDVD−BOX発売決定!待ってみるもんです!
超重神グラヴィオンDVD-BOX
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