TS関係のオススメ本08-10


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真城 悠


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ダークローダーズ〜魔王のおしごと〜
(2004年〜2006年・全5巻完結・藤浪智之・佐々木亮・ワニブックス)

 思わぬ拾い物、と言う言葉がありますが、とある掲示板で情報を仕入れたこの「ダークローダーズ〜魔王のおしごと〜」は正にそんな作品。

 小型のコミックスが410円(私が子供の頃は360円でしたが…)なのは「子供が買いやすい」値段設定なのですね。その意味で言えばこの漫画は小学生のお小遣いでやすやすと手が届く値段とは言いがたいです。
 では青年向け漫画なのか?と言えばこの頭身の小さな可愛らしいキャラクターに、「剣と魔法」をより牧歌的にしたような展開は青年向けというには余りにも…なのですよ。

 ずらりと並んだ表紙を見ても、「ベルセルク」あたりと
かなり違うのは明白です。

 最初は買ったはいいものの「積ん読」漫画でした。その点何故か当ホームページではかなり人気の「エクスカリバー!」辺りと似ています。
 ところが…一念発起して読んでみるとこれがいいんですよ!

これが主人公二人組み。「魔王見習い」のユーシス(左)と「勇者」に憧れるメイ
この設定だけで雰囲気を察して頂ければと(爆)

 基本的には
殺伐としたことが一切起こらないほのぼのファンタジーです。
 勇者に憧れるけどいつもドジばかりしているメイと、とある理由から魔王になりたいと修行を積んでいる(つまり、一応はメイの宿命のライバル…でなくてはならない立場)なんだけど、ドジなメイがほっとけずに色々手を出して助けちゃったりするユーシスのコメディです。

「魔王になりたい」ったって、目的は「世界征服」とかでは無いんですよ。

 恐らくここまでの説明でかなりの
読者を振り落としてしまったと思います(爆)。
 恐らく私が読者でもそうでしょう。
 しかし、こういう「ちょっぴりホロリとさせる」系の漫画ってのは何気なく読んでいると
心が洗われますね。なんやかんや言っても(;´Д⊂…。

 ただ、そんな漫画であればわざわざ紹介はしない訳で、当然あるわけですよ。TS展開が!

Σ(゜Д゜)!!

 以前にも書いたことがあるんですが、性転換と相性がいいジャンルと言えば何と言ってもファンタジーです。
 ミステリーとかだと外科手術になっちゃうし、ホラーにあってもいいけど気持ちよくなさそう。SFもそれなりに何とかなるけどやるからには理屈とか必然性が必要。
 その点、ファンタジーは楽ですよ。
「性転換の魔法(薬)」でいいんですから(爆)。

 細かいきっかけについてグダグダ書きませんが、ほのぼのコメディファンタジーで、しかも男の子が主人公と来れば
そりゃTS展開になるでしょ。常識ですよ。

 どうですこのユーシスくんの可愛らしさ!( ;´Д`)ハァハァ。
 一回やってしまうともう堰を切った様に
毎巻の様にTSしまくりになっちゃいます。



 そう!
「舞踏会潜入」ミッションですよ!
 
ファンタジーにあるべき道具立て完璧じゃないですか!

 とにかく、「ロリ」とか「ぷに」が好きな人の経絡秘孔を突きまくる可愛らしい絵柄に持ってきて、仕草とか演出も完璧だからもうたまりません。


この感じ!もう説明不要ですね。

 もう、仕掛ける側の作者もノリノリで、遂には表紙にもそのまんま登場。
ダークローダーズ―魔王のおしごと (4)
このドレスのスカートをを丸く広げておっぱい半分出している美少女がユーシスくん…。
これは何の漫画だ!?(でも最高…)

 恐らく読んでも読まなくてもあなたの人生には大きな影響を与えることは無いでしょうが(核爆)、とにかく「ぷに」系TSでは屈指の作品であるのはこの引用した絵を見るだけでお分かりでしょう。

 該当ページこそそれほど多くないのですが、もう十分ですよ。この他にも魅力的な絵は沢山ありますので興味のある方は是非!ですとも(*^^*。
 いやー、「絵に力がある」作品は紹介するのが楽だわ〜。

 ということで、最後にドレス姿の可愛らしいんだけど、TSファンならば悩殺もののコマをご紹介してお別れです。
 こっち系の可愛らしさがOKの方は心の準備を…
萌え過ぎてショックでどうかなる知れませんので…。それでは!
2007.02.11.Sun.




























































































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