とりあえず情報誌でも見て行くところを決めよう。

「おい!」

 そこに現れたのは同級生の山中だった。

「ふふふ、実はな、俺は凄い能力を手に入れたのさ!」

 あなたは驚かなかった。

「ほう、そうかい」

「驚かないのか?」

「ああ。俺もそうだからな」

「じゃあ、勝負に勝った方が相手に掛けられるってことでどうだい?」

 その言葉にはある確信があるようだった。

「面白れえ。いいぜ」

「よし、それなら… じゃんけんで勝負だ!