その3
ここは・・・ここはどこだ?僕は教室にいたはずなのに・・・それに・・・みんなは? 制服は漆黒のセーラー服だった。折り目正しい襞(プリーツ)の入ったスカートは膝下十数センチはあるだろうか。 「・・・?あっ!あああああああっ!」 素っ頓狂な声をあげる少女。 何だか視界がおかしいと思ってたら・・・な、何だこれはっ!ぼ、僕・・・セーラー服を着てるじゃないか! かあっ!と顔が真っ赤になる。 こんな・・・お姉ちゃんたちが一杯の教室に放り込まれてスカートを履かされるなんて・・・ イラスト:夜空さん 吸血美人←夜空さんのサイト 「華代ちゃんシリーズ・番外編」 「子供の日」その後 第1回より |
「おかしなふたり」イメージ イラスト:夜空さん 吸血美人←夜空さんのサイト |
「ん?何だ?お前も座れよ」 「いやその…ちょっと目のやり場が」 「は?…」 慌ててぴょん、と跳ねる様にベッドの脇にちゃんと座る少女。 「…す、すまん…」 「いや…別にいいんだけどさ…」 な、何何だこの甘酸っぱい雰囲気は… 「とにかくだ!オレはお前の魂をいただきに来た」 「悪魔でも天使」よりイラスト:夜空さん 吸血美人←夜空さんのサイト |
「お前……まさかその格好でここまで歩いて来たのか?」 「へ?」 同僚の言葉にふと後ろを振り返ると…… 「…………」 背中側に女性の下着であるスリップが、でろ〜んとはみ出していた。 「いちごちゃん誕生!」より イラスト:夜空さん 吸血美人←夜空さんのサイト |
「はい、わかりました」 「え?」 そう言うと、あなたのからだはみるみる女の子のそれになってしまう。 「あ…こ、これは…?」 そして服までが可愛らしいブレザーへと変貌する。 あなたは女子高生になってしまったのだ。 その女の子はもう姿が見えなかった。 GAME OVER 「TSゲーム」より イラスト さいばしさん |
「――じゃ、そういうことで」 人間災害「真城 華代」の被害にあった対象者を “還元” し、リュックをかつぎ直してそそくさとその場を去ろうとする。 何か嫌な思い出でもあるのだろうか……? 「……お、お姉さんっ」 その呼び方は止めろってのに…… ちょっぴり頬を赤くして振り返る。 「何だよ……?」 「せ、せめて名前だけでも――」 「いちごちゃん誕生!」より イラスト:夜空さん 吸血美人←夜空さんのサイト |
「おかしなふたり」イメージ イラスト:夜空さん 吸血美人←夜空さんのサイト |
「おねえちゃん可愛いー」 すっかりご機嫌の子供達はお尻をぺたぺた触って来たりする。 「お、お前…どうしたんだ?」 「そ、そういうお前こそ…」 「え?ええええええ!?」 前田もまた、制服姿の若く綺麗な婦人警官となっていた。 「華代ちゃんシリーズ」 「ある機動隊の一番長い日」より イラスト 神木亨太さん |
「ふう……やっと見つけたぞ。手間かけさせやがって」 その声は張りがあり、爽やかに響いた。 長い髪を後ろで1つにしばっている。Tシャツにジーンズというカジュアルないでたちで、その健康的な魅力は見るものを魅了する。 「あ、いいから落ち着いて。そのまま、そのまま」 「いちごちゃん誕生!」より イラスト:夜空さん 吸血美人←夜空さんのサイト |
「きゃあっ!」 上半身の服が完全に消滅し、桜色の乳首がぽろん、と出てくる。 僕は慌てて胸を手で押さえて隠そうとした。 しかし次の瞬間には下半身の服も消失。僕は全裸になってしまった! 「な…なんだぁ!?」 ひょ…ひょっとして…。僕は先輩のリクエストに答えてヌードモデルになってしまったんじゃ… ふと机の方を見てみると、そこには申し訳程度の布切れがあった。全裸の少女となった僕は隠すべき部位を隠しながら机の上に飛び乗ると、その布を必死に身体に巻きつけた。 「晶くんシリーズ」 「モデル」より イラスト:紫電改さん |
「う、うーん…」 いかん!目が覚めたらしい! 健太はあたふたした。別になんらやましいことはしていない。むしろ住居不法侵入なのは彼女の方だ。しかし、やはり平静ではいられない。 彼女は上半身を起こし、「女の子座り」でベッドに落ち着く。ぶるん!と頭を振って、むにゃむにゃ言いながら目をこすっている。…か、可愛い…。 「悪魔でも天使」よりイラスト:夜空さん 吸血美人←夜空さんのサイト |
「ん…んー」 目が覚めた。 何やら偉く疲れた夜だな…とにかく起き上がらないと…とベッドに手をついて、 むにゅ。 …なんだこの感触は。 むにゅむにゅ。 思わずもんでしまう。 「あ…」 人の声だ。そちらを見る。 ビックリした。 滅茶苦茶ビックリした。 その、確かに自分のベッドには、見たことも無い他人が一緒に寝ていたのである。それもとびきり可愛らしい女の子だ。 「悪魔でも天使」より イラスト:夜空さん 吸血美人 ↑夜空さんのサイト |
「可愛がってやるぜ!」 山中は襲い掛かってきた。 「きゃあっ!」 が、すぐに山中の動きが止まる。 山中は自分の身体を見つめている。その身体はぐんぐんと女性化していた。 「ば、馬鹿な…なんで…俺…まで…」 山中もまた、さらさらのセミロングもまぶしい、だぶだぶの学生服姿の綺麗な女の子になってしまった。 「TSゲーム」より イラスト さいばしさん |
「おかしなふたり」イメージ 吸血美人←夜空さんのサイト イラスト:夜空さん 夜空さんより素敵なイラストを頂きました! おおゆきさんの協賛も頂いております!お楽しみ下さいませ(^^。 |
「おかしなふたり」イメージ 吸血美人←夜空さんのサイト イラスト:夜空さん 夜空さんより素敵なイラストを頂きました! おおゆきさんの協賛も頂いております!お楽しみ下さいませ(^^。 |
「実はな、俺には不思議な能力があるんだ」 「は?」 山中はあなたの身体にポン、と触った。 と、あなたの身体がむずむずし始めた。 「…ん?」 と、胸が大きくなってくるではないか。 「ああ!な、なんだこれは?」 髪がショートカットに切り揃えられる。手は優しい、柔らかいそれになり、お尻が大きく、腰がくびれていく。 「あ、あああ…」 「ほう、なかなか可愛いじゃないか」 あなたはだぶだぶの学生服に身を包んだ、ショートカットの似合う可愛い女の子にされてしまった。 「TSゲーム」より イラスト さいばしさん |
頭から首に掛けて感じられる長い髪の感触…。頼りないスカートから直接空気に触れているそのカモシカの様なぴちぴちの素足の感触…。僕の手はごく自然に柔らかい仕草ですうっと耳の上に髪をかきあげていた。その手首には内側に向かってはめられた可愛らしいデザインの腕時計があった。 もう疑い様が無かった。僕はセーラー服姿の女子高生になってしまったんだ! 「ど…どうして…」 「晶くんシリーズ」2 「文通相手」より イラスト さいばしさん |
「あ、あああ…」 そう言っているうちに手がか細く、柔らかく変化していく。サラサラの髪がすうーっ、と伸びて行く。 「な、何だ!?」 カッターシャツの襟が一瞬にして繋がり、大きく広がる。そして黒く染まって行き、白いラインが入る。その下でシャツが大きくなった胸を締め付ける。パンツはその大きさを全く変え、ズボンが消滅してしまったかのように下半身が開放された。 とどめとばかりに大きくなった襟の下に真っ赤なスカーフがしゅるっと通る。セーラー服だ!一瞬にして大村はセーラー服姿の女子高生になってしまった。 「華代ちゃんシリーズ」 「共学」より イラスト 鬼邪太郎さん |