五目並べには自信があるのだ。
あなたはあっさりと山中を下した。
「ははは。やっぱり適わねえな」
「まあな」
「今度はこれをやろうぜ」
山中はライターを取り出した。
「まだやるのかよ」
「まあ、簡単だよ。十回こすって、付いた回数の多い方が勝ちってゲームさ」